NK細胞療法

NK細胞はナチュラルキラー細胞とも呼ばれ、人体で最も活性の高い抗がん免疫細胞の一つです。健康な人でも、一日に数千個の細胞ががん化していると言われていますが、NK細胞はその除去に関わっています。体内のNK細胞は、20歳くらいをピークにその数が減ります。がんは40歳くらいから急激に増えてきますが、NK細胞の減少や活性の低下と関係があると言われています。

NK細胞は骨髄で発育・成熟した後、主に末梢血、肝臓、腹膜腔、胎盤などに存在し、腫瘍細胞と遭遇するとこれを死滅させ、同時に体内の抗腫瘍免疫反応を刺激することから、医療関係者の間では「がんに対する防御の第一線」と呼ばれています。

諸外国で大きな有害事象は報告されていませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

 NK細胞の主な役割

第一に、NK細胞はナチュラルキラー細胞とも呼ばれ、人間の免疫細胞の一種で、主に人間の免疫監視の過程で、監視と抗腫瘍に良い役割を果たします。
 
第二に、NK細胞は抗ウイルスの役割も持っており、ウイルス感染時に抗原刺激を必要とせず、インターロイキン、インターフェロンなどのサイトカインを産生することができ、腫瘍の発生と感染の殺傷に一定の役割を果たすことができます。
 
第三に、NK細胞は身体の免疫機能を調節することもでき、免疫機能の異常や自己免疫疾患の発症を防ぐことができます。

なぜ、NK細胞を培養するのか

NK細胞の注入はほとんどの固形腫瘍を効果的に治療することができます。また、放射線治療や転移に鈍感な腫瘍細胞を除去することができ、抗原の刺激に依存せず、腫瘍細胞やウイルス感染の標的細胞を非特異的に直接殺すことが可能です。

さらに、体の免疫環境を改善し、体の免疫機能を高めることができ、現在、腫瘍の治療における同種NK細胞の効果は自家NK細胞よりも優れていると考えられており、毒性や副作用がなく、患者自身の免疫系の機能低下の問題を解決することができます。

  1. 身体の老化細胞を直接除去し、強力な免疫バリアを確立する。
  2. 新しい細胞に活力を補充し、臓器の老化の進行を遅らせる。
  3. 臓器を改善しながら、身体の他の免疫細胞機能を活性化する。
  4. ウイルス細胞と闘い、循環器系疾患、内分泌系疾患、神経系疾患、腎臓系疾患を予防・軽減します。
  5. 骨髄の自然免疫細胞の一種として、様々な癌細胞に対して広範な殺傷効果があります。
  6. 痛風、B型肝炎、白斑など免疫に関連する慢性疾患を改善します。
  7. 記憶力を高め、脳の思考を活性化する。
  8. 疲労を軽減し、エネルギーとスタミナを向上させる。
  9. 神経心理学的不安を軽減し、睡眠を改善し、心を楽にする。

NK細胞の投与の流れ

  1. 採血をします。(血液量20cc程)
  2. 専門のチームに依頼し培養を行います。 
  3. 培養には通常3~4週間かかります。 
  4. NK細胞の投与をします。

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NK細胞療法 ¥500,000(税抜)

(1)未承認医薬品等であることの明示:本剤は国内未承認薬で自費診療にて処方されます。
※未承認医薬品には、公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はございません。
予めご了承くださいませ。
(2)入手経路等の明示:本剤は院内製剤です。
(3)同一成分、同一効能の国内承認医薬品の有無:なし
(4)諸外国における安全性等に係る情報の開示:エクソソーム治療の安全性に準じます。大きな有害事象は報告がありません。

よくあるご質問

Q.副作用はありますか?

A.ご安心ください。患者様ご自身の血液を採取し、増殖・活性化するために、副作用の心配は不要です。培養後の血液を投与した後に発熱することがあるかもしれませんが、それは免疫力が高まっている証拠であり、ご心配いりません。発熱は個人差がありますが、通常は1日程度で収まります。

Q.他の治療との併用は可能ですか?

A.問題ありません。実際、他の治療との併用により、治療効果がむしろ向上する可能性があると考えています。さらに、他の治療の副作用を軽減できる可能性もあります。ただし、現在お受けになっている化学療法や放射線療法などとの併用については、お互いの治療のタイミングを調整する必要があるかもしれません。カウンセリングにて詳細をお話いただき、最終的に治療を実施可能かどうかを判断させていただきます。

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